ochiishi plan

「風景と風土／歴史としての境界」

　井出創太郎＋高浜利也

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          井出創太郎、高浜利也がそれぞれ制作した個々の銅版画を、対（つい）で展示する。
　　　　　作家それぞれの背景と落石という場の時間を重ね合わせて導き出されたイメージを対比し、
　　　　　荒れた壁面の展示空間を作品要素として取り込みつつ構成する。

        
        1. Ochiishi plan.75       　　　　　　 　   高浜 利也
        2. Bankoku Lotus Project     　　　　 　　　高浜 利也
        3. piacer d'amor bush ＜系譜の書への便り＞  
         . 霧闇に暮れるボンノクボ岬の細く長い木道の先にある廃銅版の棺は霧笛の塔を通じてカラミが舞う途上の森に埋もれ在る紫陽花の蘭塔婆への交信を編みはじめた。      井出 創太郎
        4. piacer d'amor bush ＜系譜の書＞  　　　　
     　  . 版画集（伊賀文香、石川円、井出創太郎、稲田翔平、奥村愛、加藤悠河、川合実花、国島琴乃、渋民萌奈、早川文彩、宮城由佳、山口諒也、山口麻加、李華曦）        井出 創太郎
        5. piacer d'amor bush ＜系譜の書への便り＞  
         . 東の空に蘭塔婆の蜃気楼が現れた朝、やみよの作り人は岬の岩礁の腐蝕銅版画の続きを紡ぐため、立ち枯れた紫陽花の花を探しに途上の森の銅の道を下っていった。    井出 創太郎

6期

境界についてー風景と風土ー